raytency’s diary

画像とテーブルはそのうち上げます

大電流回路の電源逆接防止ってどうすんの

最近、micro:bitでラジコンを作ったりして遊んでいるれいてんしです。

はじめに

メカトロは全くやってこなかった(連打名人とか作ってたけど・・・)ので、micro:bit用のモータードライバ基板を使っていました。

BBC micro:bit用モータードライバ v2 - スイッチサイエンス

この基板で使用しているICはDRV8833(Vs min=2.7[V])なので、「3[V](単三電池x2駆動)でも動くよなー」と思っていましたが見事に動きません。

原因としては、電源用コネクタ+側の直後に整流用の(ショットキーか?)ダイオードが入っていて電圧ドロップしてたからなのですが・・・

バッテリー+大電流用途に整流ダイオードってどうなんだ?

ここで問題として挙げたのは、大電流用途で逆接防止に整流ダイオードってどうなん?ということで。

ICのRMS Output Current は1.5[A] となっているので、2機合わせて(2台のモーターをドライブできる)最大3A流すことができます。

ダイオードのVFが0.5[V]くらいだとして単純に考えると、3*0.5=1.5[W]もこのダイオードで損失することになりません?

ということでなんとかならんのでしょうか・・

FETを使いましょう

まぁFET使えばいいんでしょという感じは最初からあったのですが、実際にやってる回路を見つけました。DRV8835のBreakOutBoardです。

Pololu - DRV8835 Dual Motor Driver Carrier

下に回路図がありますが、Q1のPchでうまいことやっていますね。

D1のツェナーダイオードは、過電圧防止でしょうか。たしかに必要・・・